転職成功のカギは自己分析!自己分析で重要な3つの要素と効果的なやり方
更新日:
※このページにはPRが含まれています。
- 自己分析をすることに意味があるのか疑問に思ってる
- 自己分析が転職においてどれぐらい役立つのか分からない
- 自己分析ってどうやればいいの
上記のような悩みをおもちの人は少なくないでしょう。
転職を成功させるために自己分析は欠かすことができません。
自己分析をすることで、面接での受け答えや職務経歴書を作る際にも役立ちますし、キャリアビジョンやキャリアプランを明確にすることで、自分が進むべき道というのが決まってきます。
【自己分析で役に立つこと】
- 自分の性格や強みが改めて分かる
- キャリアビジョンが明確になる
- 自分に足りないものが分かる
- 職務経歴書で使える
- 面接の受け答えで重要
面接の受け答えが一番役に立つと言ってもいいでしょう。
学生のときの就職活動と違い、転職ではある程度のスキルや経験、ビジョンが求められることが多いため、これまでのキャリアやこれからどうなりたいかなどを整理し、言語化しておく必要があります。
また、これまでと全く異なる業種・職種へ転職する場合も、仕事に対する姿勢や性格などが採用の判断基準となるため、しっかりと自己分析をおこない具体性をもって説明できるようにしておいたほうがよいでしょう。
採用担当者はこれまで何十人、何百人を面接してきた面接のプロですので、上辺だけの薄っぺらい受け答えではすぐに見抜かれてしまいます。
【採用担当者が面接で知りたいこと】
- 基本的なビジネスマナー
- 第一印象、対人印象
- ビジネスパーソンとしての基礎能力
- 社風に合うか、現場でなじめるか
- 入社後の働く姿
- 経験、スキル
- 仕事で大切にしていること
- こだわり、判断基準は何か
- 活かせる強みを把握しているか
- 一緒に仕事がしたい相手か
- 覚悟
- ビジョン
- なぜ他社ではなく当社なのか
- 入社意欲、熱意
本記事では、転職を成功させるために重要な自己分析のやり方やコツなどをご紹介いたします。
サービス名 | 特徴 | 詳細 |
---|---|---|
リクルートエージェント | ✓業界No.1の求人数(約70万件) ✓幅広い職種・業界の求人を扱っている ✓経験豊富なキャリアアドバイザーがサポート ✓企業への営業・提案力も高い ✓全国エリアの転職に対応 |
公式サイト |
dodaエージェント | ✓業界最大クラスの求人数(約20万件) ✓キャリアアドバイザーと採用プロジェクト担当がサポート ✓書類や面接対策などのサポートが充実 ✓非公開の優良求人が多い ✓dodaエージェント以外からのサポートも受けられる |
公式サイト |
マイナビジョブ20's | ✓20代の転職者の約4割が利用 ✓非公開求人や独占求人を多数保有 ✓転職サポートが充実 ✓業界・職種別に専門性の高いキャリアアドバイザーが担当 ✓幅広い業種・職種の求人を取り扱っている |
公式サイト |
溝口 弘貴
つなぐマーケティング代表
電気工事士からWeb業界に転職して10数年。現在はフリーランスとしてクライアントサイトのマーケティング支援や自社メディアの運用などをおこなっています。ネットマーケティング検定やIMA検定などIT関連の資格を8つもっています。運営者情報はこちら
自己分析をやる意味とは?自己分析で明確にすべき3つのこと
自己分析をやる上で明確にすべきことは、以下の3つです。
- Can(何ができるか)
- Will(どうなりたいか)
- Must(譲れないことは何か)
それぞれについて解説していきます。
Can(何ができるか)を整理する理由
採用担当者は自社が求めている職種やポジションに必要とされる基準を満たしているかを見定めるため、これまでの経歴を深堀りして聞いてきます。
そのため、これまでのキャリアを振り返り、経歴や自身の強み・弱み、アピールポイントを言語化し、きちんと説明できるかが重要になってきます。
説明できなかったら、ないものと同じにみなされてしまいます。
入りたい会社があっても経歴や自己PRを上手く伝えられず、チャンスをモノにできないというのはとても勿体ないので、できるだけ細かく振り返り整理しておきましょう。
Will(どうなりたいか)を明確にする理由
企業が採用において一番重要視しているのがWillです。
採用担当者は、あなたのキャリアビジョンと自社の事業内容や目指す方向性が合っているかをみています。
スキルや経験が足りなくてもビジョンが一致していれば、ポテンシャル採用ということもありえますが、ビジョンが一致していない場合はすぐに辞めてしてしまう可能性が高いため、企業としてはそんな人を採用できません。
企業の採用担当者は、長く活躍してくれる人を採用したいのです。
面接で、「3年後、5年後のキャリアプランを教えてください」という質問がありますが、あなたがしっかりとしたキャリアビジョンとプランをもっていて、活躍できるイメージがもっているかを判断しています。
また、キャリアビジョンとプランを明確にすることで、あなたが今後進むべき方向や、それに当てはまる企業・求人が分かりますので、面接時に企業とあなたの意思相違を減らすことができるでしょう。
Must(譲れないことは何か)を決めておく理由
Mustは、あなたが転職をする上で外せない応募要件になります。
例えば年収アップのための転職であるなら、「現在の年収より最低でもいくらアップしたい」というのがMustになりますし、評価制度に不満を抱えているなら、「評価制度がしっかりした企業がいい」というのがMustになります。
現在の会社に不満を抱えていて転職を考えている場合、その不満が解消されなければ転職する意味がありませんし、曖昧なまま次の会社を決めてしまうと、また同じ不満を抱えて転職を繰り返すことになってしまいます。
企業を選ぶ上でも重要ですので、Mustは明確に決めておきましょう。
ただし注意点として、ネガティブな理由をそのまま伝えると企業に悪い印象を持たれてしまうため、以下の点を整理しポジティブに伝えられるようにしておきましょう。
- 現在の会社にどういう不満を抱えているか
- なぜそう思ったのか
- どうなっていれば不満が解消されるのか
- どうして今の会社では解消できないのか
- 解消する努力をしたか
- 応募企業で解消できると思った理由
面接で役立つ自己分析のやり方とコツ
自己分析において明確にすべきことは、前章で書いた通り「Can / Will / Must」の3つですが、転職の面接において、この3つについて「深掘り質問」がおこなわれます。
深掘り質問とは、1つのことに対して「なぜ、何を、どうして、どんな」など掘り下げて質問する方法のことで、採用担当者は自社が求める人物に適しているかということを判断したいと考えています。
私がこれまで5回の転職で何十社と面接をして掴んだ、自己分析のコツは以下になります。
- 時系列で考える
- 箇条書きでとりあえず書き出す
- 「なぜ、何を、どうして、どんな」を意識する
- 具体的なエピソードを入れる
- 主観だけでなく、客観を入れる
それでは具体的なやり方について解説していきます。
スキルやキャリアの棚卸し
色んな経歴をもっていても、それを振り返る機会なんて転職のとき以外で少ないかと思います。
これまで歩んできたキャリアを振り返ることで、スキルや経験だけではなく、どんなことにやりがいや喜びを感じ、またストレスや不満を感じたのかなど自身の特性を知りましょう。
しかし、日記でもつけていない限り自分がこれまでどんなことをやってきて、そのとき何を考え、どういう行動を取ったのかなんてすぐには出てきません。
記憶を徐々に掘り起こしていく作業が必要なため、これまでのキャリアを大きな視点で時系列から追っていき、まずは箇条書きでいいので、思いついたことを書き出してみましょう。
下記は、Webディレクター(私)のキャリアの一部になります。
職種や業界によって多少項目が変わると思いますので、自分なりにアレンジして使ってください。
「基礎スキル」シートに「利用言語、使用ツール、スキル、取得資格」のやったこと、詳細を記入します。
次に会社ごとにシートを作り「事業内容、従業員数、雇用形態、在籍期間」を記入します。
さらに部署またはプロジェクトごとの「在籍期間、チーム編成、担当ポジション、業務内容、プロジェクトの意図・目的、課題・目標、行動・結果」とプロジェクトに対しての「やりがい・嬉しかったこと、身に付いたこと、苦手だったこと、辛かった・不満だったこと、反省したこと」を記入してください。
特に最後が重要です。
なぜなら採用担当者は仕事内容そのものより、仕事に取り組む姿勢や成長意欲、どんなことに不満や辛さを感じてどう乗り越えたかを知りたいからです。
これは職務経歴書にも使えますので、なるべく埋めるように頑張りましょう。
面接で想定される質問
- 自己紹介、これまでの経歴
- 仕事の中で一番苦労したこと
- それをどう乗り越えたか
- 退職理由
- 仕事上の得意、不得意(強み、弱み)
キャリアビジョン・プラン(目指す方向と計画)を描く
キャリアビジョンとは、どういう仕事でどうなっていきたいかを示す未来像のことで、キャリアプランとはその短期・中期・長期的な計画のことを指します。
ビジョンがなければプランを立てることはできませんので、まずはビジョンを明確にする必要があります。
目標とする上司や憧れている著名人などがいれば、ビジョンは明確になりやすいですが、自分がどうなっていきたいのかが分からないという人も多いのではないでしょうか。
私も20代前半のときにIT業界に憧れ、スクールで勉強して業界に飛び込みましたが、そこから長い間仕事にビジョンが持てず、現状に甘んじていました。
色んな経験が積みたくて転職したこともあります。
やりたいことが定まっていなくて、色んな仕事にチャレンジするのは決して悪いことではないですし、20代であれば受け入れてくれる企業も少なくないでしょう。
しかし、30代となるとそうはいきません。
やりたい仕事はある程度決まっているという前提で話しますが、ビジョンは会社の中で出世するか起業するかのどちらかになってくると思っています。
いつまでに(年齢)を軸として、ステージ(役職や身分)ごとに必要なスキルや経験を洗い出し、今の自分に足りないものと、それをいつまでにどうやって身に付けるかを考えてみましょう。
- いつまでに(年齢)
- ステージ(役職)
- 必要なスキル
- やるべきこと(行動)
面接で想定される質問
- 志望動機
- 3年後、5年後、10年後を教えてください
- プランをどう達成しますか
自分の価値観や性格を分析する
転職の面接において採用担当者は、あなたの人間性から以下のようなことを判断しています。
- 社風に合うか
- 新しい職場環境に馴染めるか
- 主体的に行動できる人か
- どんなことに不満を感じる人か
- ストレス耐性や乗り越える能力があるか
そのため、自分の性格をきちん把握して、ポジティブに伝えることが大事です。
まずは自分に当てはまると思う良い性格・悪い性格をそれぞれ書き出してみましょう。
良い点 | 負けず嫌い、お人好し、楽観的 |
---|---|
悪い点 | せっかち、ずぼら、わがまま、気が弱い、計画性がない |
できれば客観的な視点も入れたほうがいいので、家族や友達に聞けるのであれば自分がどんな人か聞いてみてください。
良い点はアピールポイントになりますし、短所も自分を客観的にみることができる人だと採用担当者が判断すれば、決して悪い印象は持たれません。
長所・短所に具体性を持たせるため、それぞれ1つに絞ってエピソードを加えていきます。
その際に短所でも必ず反省点や改善点などを伝えるようにようにしましょう。
せっかち
短所は結論を急いでしまうことです。スピード感をもって進めようとするあまり、相手が『急かされている』という印象を受けてしまうことがあります。以前、取引先に何度も連絡してしまい、お叱りを受けたことがあり、それ以降は、相手の立場や状況をよく考えてから行動するようにしています。頑固
自分の意見に執着しがちなところがあります。『自分の意見や考えには責任を持つ』という思いが強く、一度決めれば、他人の意見を聞き入れにくくなります。そのようなときは感情的になっていることも多い考えるようになり、意見が衝突した際は、一度冷静になり、相手の意見を聞き、必要であれば他の人の意見も聞いて改めて判断するようにしています。
【面接で想定される質問】
- 自分をどんな人間だと思いますか(長所・短所)
- 周りからどう思われていると思いますか
- 仕事をする上で大切にしていることはなんですか
- 会社選びで一番重要視していることはなんですか
さいごに
自己分析をやる意味や転職活動での活かし方などお分かりいただけたでしょうか。
転職はしっかりと準備ができているかで決まるといっても過言ではありません。
しっかりと準備をおこない、面接に挑みましょう。
サービス名 | 特徴 | 詳細 |
---|---|---|
リクルートエージェント | ✓業界No.1の求人数(約70万件) ✓幅広い職種・業界の求人を扱っている ✓経験豊富なキャリアアドバイザーがサポート ✓企業への営業・提案力も高い ✓全国エリアの転職に対応 |
公式サイト |
dodaエージェント | ✓業界最大クラスの求人数(約20万件) ✓キャリアアドバイザーと採用プロジェクト担当がサポート ✓書類や面接対策などのサポートが充実 ✓非公開の優良求人が多い ✓dodaエージェント以外からのサポートも受けられる |
公式サイト |
マイナビジョブ20's | ✓20代の転職者の約4割が利用 ✓非公開求人や独占求人を多数保有 ✓転職サポートが充実 ✓業界・職種別に専門性の高いキャリアアドバイザーが担当 ✓幅広い業種・職種の求人を取り扱っている |
公式サイト |
参考:【転職成功】自己分析の方法を徹底解説!自己分析に使える便利なツール・本も紹介|マジキャリ